当院は動物とその飼い主様ご家族がよりよい関係でいられることを常に念頭において、日々診療にあたっています。
病気そのものを治すのではなく、一匹一匹の動物の体と心全体を診て、最善と思われる方法を探していきます。診察台の上で判断できること、気がつくことは限られています。
24時間そばにいる飼い主の方がその動物について一番理解されているはずです。十分にお話をうかがいますのでご自宅での状況をお話ください。
どんな些細なことでも診断の助けになることがあります。
また西洋医学では治療の限界のある慢性疾患に対して、東洋医学的なアプローチも行っています。
動物の体に現れる病気のサイン(舌、目、脈、ツボの変化など)を見ながら「弁証」という方法で疾患に対してアプローチして、そのときそのときの動物にあわせた治療(漢方薬、マッサージ、鍼灸など)を行います。
またサプリメントなどをうまく組み合わせ、体質改善を行うこともあります。
西洋医学的な治療がうまくいく疾患もあれば、東洋医学で改善をみる疾患もあります。
両方のメリットを生かし、うまく組み合わせて総合的に治療しています。分からないことがあればなんなりとご相談ください。
より高度な治療が必要と判断された場合は、2次診療施設をご紹介することもできます。
また、当院での診断のあと、他の動物病院での診断(セカンドオピニオン)を希望される場合も検査結果などを可能な限りお渡ししていますのでご遠慮なくお申し出ください。